離乳食初期が終わり、気づけば2回食を定着させる時期である離乳食中期に突入…。「なんだかあっという間だわ」と、日々育児に奮闘していると感じてしまいますよね?
この頃になると消化器官が以前に比べ、グンと発達するのでタンパク質類の食べられる食材など種類が増えてきます。
ママは食材選びや新たに挑戦する食材、栄養バランスを考えたレシピを日々考えなければならず、食べさせる量が合っているのかわからなくなってしまう方も多いはずです。
私の子の場合、離乳食中期になった頃食べムラがあったことで「あまり好きではなかったのかな?それとも量が多すぎたのかも…」と悩やんだり献立づくりにも苦労していました。
よく食べる子•食べない子、手づかみ食べによる食べ汚しの中期の離乳食の悩み、ここで解決してしまいましょう!
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離乳食の中期はどのくらいが適量?食べなさ過ぎ、食べ過ぎのお悩み対処法!
離乳食中期はどのくらいの食事量を赤ちゃんに与えるのが適量なのか再確認しましょう!
離乳食中期•1回あたりの目安量
炭水化物•ビタミン類•タンパク質、それぞれの栄養素を最低1品目ずつ選び離乳食を作りましょう!
同じ栄養素の食材を2つ使う場合は、目安量を半量ずつにするとバランスがとれます!1つの食材を使って調理する場合は、下記が目安量です!
- 炭水化物
7〜5倍がゆ 大さじ3〜5(50g〜80g) - ビタミン類
野菜や果物 大さじ2〜3(20g〜30g) - タンパク質類
お魚 小さじ2〜3(10g~15g)
お肉 小さじ1〜2(10g~15g)
豆腐 10分の1〜8分の1丁(30g~40g)
卵 黄身1個分〜全卵3分の1個
ヨーグルト 50g〜70g
中期の最初の時期は、それぞれの栄養素を全て子供用のお茶碗に入れたとすると、5分目弱からスタートさせます。
個人差はありますが、中期の終わり頃には子供用のお茶碗の量が7分目くらいに増える目標で進めていってくださいね!
しかし毎日の離乳食にだんだん慣れてくると思うように食べてくれず離乳食が進まなくなったり、逆に毎食よく食べてくれるけど「明らかに食べ過ぎじゃないかしら?」と心配になったり、この時期に悩むお母さんもたくさんいらっしゃいます。
そこで、少食の赤ちゃんと食べすぎてしまう赤ちゃん向けの対処法もお話していきます!
少食の赤ちゃん
母乳やミルクばかり飲む赤ちゃん
ママのおっぱいやミルクばかり飲みたがり、あまり離乳食を食べてくれない…。と悩んでいませんか?
実は私の子もこのような感じでした。
このような赤ちゃんは、母乳やミルクを欲しがってもすぐに与えずに一緒に遊んだり、他のことに興味が向くように仕向けてください。少しお散歩や公園に行くのも気晴らしになります。
なぜ食べてくれないか…答えは母乳やミルクでお腹いっぱいの状態が続いているので、あまり離乳食を食べてくれないのです!
遊びで気分転換をし、お腹を空かせましょう!食べてくれるように改善をし始めた時は食べた量は気にしなくても大丈夫です。
もぐもぐしながら食べていればOKとし、少しずつ離乳食慣れをさせてあげましょう!
離乳食を食べるけど、なかなか量が増えないマイペース赤ちゃん
離乳食を与えてはいるけど、目安のように量がなかなか増えず目安量作っても残してしまう赤ちゃんもいます。
そんな悩みを抱えているお母さん!
お子さんの体重は順調に増えていますか?毎日元気に過ごしていますか?
発育曲線に沿って体重が増え毎日元気に遊んでいるのなら、食べる量が増えてなくても心配しないでください!
ゆっくりマイペースに進めていきましょう。
例えばですが、同じ月齢の赤ちゃんが食べている姿に刺激され、赤ちゃん自身が「私もたべてみようかな」と影響され食べてくれるようになることもありますよ!
友人の子供がこのケースにあたり、かなり悩んでいましたが支援センターで他の赤ちゃんと一緒に食事をしたり自宅では赤ちゃんが好きな味を使ったおかゆを作るなどの工夫をして乗り越えていましたよ!
離乳食を食べすぎてしまう赤ちゃん
たくさん食べてくれる赤ちゃん、素晴らしいです!
与えている側とすれば、「たくさん食べるから少し早いけど3回食でも良いのでは?」と思ってしまうところですが、あまりに早いうちから3回食にしてしまうと胃腸に負担がかかるので9ヶ月頃までは2回食を継続させましょう!
食べすぎてしまう赤ちゃんには、しっかり噛めてお腹が膨れる離乳食を用意したり、野菜の離乳食を一品分増やしてあげてください!
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離乳食中期、手づかみするのは成長の証し?食べ汚しのお悩み対処法!
離乳食中期も終盤になってくると、中にはもう手づかみして食べようとする赤ちゃんも出てきます。
我が家のやんちゃな息子もこの頃から急に手づかみが始まり、顔もテーブルの上も床もベチョベチョ…。
本人は投げているつもりはないかもしれないけど、ときには壁にまで飛んでいて毎回掃除しなければいけないことに、イライラと疲労で爆発しそうになったこともありました。
手づかみ食べによる食汚しで悩んでいるお母さん!この悩みは今だけですよ!
手づかみ食べは、赤ちゃん自身が食べ物に興味を持ち「自分でたべてみたい」という欲求が出てきたために起こる行動です。
大人からすれば、食べ物で遊んでいるように見えたり、口の周りや服までベタベタになったりで、折角作ったのに口にちゃんと入っているのかと確認したくなりますが…。笑
赤ちゃんは、手づかみ食べを通し自分の口と食べ物を掴んだ手の距離や、口の中に食べ物が入る量、手で握る力加減などを学習しています。
毎食手づかみ食べは洗濯物が増えたり床掃除をしたりと、ママはとても大変ですが、工夫することでのびのびと手づかみ食べをさせることができます!
ビニール製ピクニックシートをひく
リビングダイニングで離乳食を上げる際、毎回の床掃除が面倒くさい!そんな時はビニール製のピクニックシートを引いて手づかみ食べをさせましょう!
私自身、はじめの頃は新聞紙をひいて食べさせてました。
しかし難問が…。子供が新聞紙を破くことを覚えていたので、動くたびに「ビリッ」「クシャッ」と、楽しそうな音がすることが原因で折角用意した新聞紙はメチャクチャに…。泣
しかもゴミが増えるのが嫌だったのでビニール製のピクニックシートを使って手づかみをさせていました!
ポケット付き長袖エプロンやソフトスタイを使う!
1番食べ物をポケットでキャッチしてくれて、サッと洗うだけでお手入れ簡単なソフトスタイは手づかみ食べを始めた赤ちゃんに最適!
私が子供に離乳食を与えていた時、ポケット付き長袖エプロンはあるもののポケットの役割をちゃんと果たしてくれず、冬場は袖が汚れないように長袖エプロンの上からソフトスタイをつけて食べさせていました!
少しのアイデアで格段に片付けがラクになり、お母さん自身のイライラも解消することができます!
最後に離乳食中期に手づかみ食べするオススメのメニューを紹介します!
- にんじんスティック
柔らかく茹でたにんじんスティックです。モグモグして食べられるくらいのかたさにしてください! - かぼちゃと豆腐のおやき
かぼちゃと豆腐はつぶし、少量小麦粉を加えて全体を混ぜます。赤ちゃんが手づかみ食べしやすいサイズにし、オーブンで焼いて出来上がりです。
他の具材を加えて作っても美味しく食べてくれますよ! - きなこパン
パンの耳を切り落とし、食パンを手づかみしやすい大きさにきります。フライパンで軽く焼き、最後にきなこをまぶして出来上がりです。
食パンを焼くことでパンからのでた水分ときなこが絡み、粉っぽさがなくなるので赤ちゃんが食べても心配ありません!
まとめ
食べられる食材が増えるこの時期、献立作りにも力が入りますよね!食材が増えれば作れるメニューも多くなります。
これから離乳食後期になれば3回食になりますし、お子さんの好きな味やレシピの研究•手づかみ食べのレシピバリエーションがたくさんあれば、どんな赤ちゃんも喜んでくれますよ!
手づかみ食べが始まった赤ちゃんには、ママのちょっとした工夫一つで後片付けがラクにできます!
ママは毎日、育児に主婦業に頑張りすぎ!
お子さんと一緒にゆっくりと楽しんで進めていきましょう!
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