子育てをしていると、自分でもびっくりするくらいイライラすることってありませんか?
「可愛い我が子のはずなのにどうして?」「なんで言うことを聞いてくれないの?」などの悩みを尽きないものです。
子育て中は子どもと一緒にいる機会も多い分、イライラの頻度も高くなってしまいます。
とはいえ、せっかくなら楽しく子育てしたいですよね。
ここでは、イライラしてつい怒鳴ってしまうママに知ってほしい、子どもへの影響をご紹介します。
怒鳴られる頻度が多い子供がどうなってしまうのか、今後の子育てのためにもチェックしていきましょう!
スポンサーリンク
子育て中のイライラどうしても止まらない!みんなの体験談
子育てに悩んでいるママはあなただけではありません。
実は、子育てでイライラしたり、子どもに怒鳴ってしまうことに悩むママは意外にも多いんですよ。
子育てに悩みを持っているママの場合、「私の子どもだけどうしてこうなるの?」と自分自身を責めてしまう傾向にあります。
もちろん、全く怒鳴らないママがいることは確かです。だからといって、自分の子育ての仕方が間違っていると決めつけるのは良くありません。
実際に自分と同じようにイライラや怒鳴ることに悩みを持つママの話を聞くことで、自分の子育てを見つめ直すことができますよ。
体験談1.食事中に思わず怒鳴ってしまった
娘が自分でスプーンを持てるようになった頃、食事中はいつもテーブルにバンバンとスプーンを押し付けるようになりました。
最初は気にならなかったのですが、疲れているとその音がどうしても気になってしまって…。
思わず「うるさい!静かにしなさい!」と怒鳴ってしまいました。
娘はびっくりして、怯えたような眼差しで私を見ていたことを今でも覚えています。
こちらのママは娘さんの行動にイライラが募ってしまい、つい怒鳴ってしまったようですね。
おそらく娘さんも初めて怒鳴られたような感じですし、びっくりした様子が頭に浮かんできます。
今まで優しかったママがいきなり怒鳴ってくると、娘さんも悲しい気持ちになってしまいますね。
体験談2.甘えてくる子どもに強く言ってしまった
私の息子はとにかく甘えてくる性格で、常にかまってちゃんです。
私のことを愛してくれているのはわかるのですが、家事に追われている時はつい鬱陶しいと思ってしまいます。
常に私がどこにいるかを確認しますし、傍にいないとわかると大きな声で私を呼ぶんです。
前に、頭が痛くて横になっていると大きな声で「ママ!」と耳元で言われてしまい、つい「もういいかげんにして!」と言ってしまったことがあります。
自分の声の大きさに思わずはっとして、子どもをそのまま抱きしめてしまいました。
子どもに申し訳ないと思ったし、強い口調で言ってしまった自分にもショックを受けました。
こちらのママは甘えてくる子どもに対して怒鳴ってしまったことを後悔している様子がわかります。
子どもはどんな時でもママを求めているものです。ただ、ママの調子が万全でないと、子どもの要求に応えられないことも多いです。
しかも、体調が悪いとちょっとした物音でも気になりますし、子どもの声もいつも以上に頭に響いたのかもしれないですね。
体験談3.イライラの気持ちを言葉にしてしまった
自分の子どもはもちろん可愛いですが、たまに「なんでこういうことをするの?」と思ってしまうことがあります。
子どもがおもちゃを片付けないことが多く、その度に「ちゃんと箱に戻そうね」とお願いをしているのですが、言うことを聞いてくれません。
それが何度も続き、つい大声で「箱に直せ!」と普段言わない言葉を使ってしまいました。
子どもはびっくりしたようで、すぐにおもちゃを片付けてくれましたが、モヤモヤとした気持ちが晴れません。
怒鳴っても解決しないとわかっていますが、怒鳴らなければおもちゃを片付けてくれないと思うと辛くなります。
こちらのママは子どもがなかなかしてくれないことを怒鳴ることで解決したようですが、心のモヤモヤが消えないという悩みがあるみたいですね。
確かに、ママが怒鳴る姿を見て子どもが行動に起こすというのはよくあることです。
しかし、この方法を続けるのはママにとっても辛いですし、子どもが怖がってしまう可能性もありますよね。
スポンサーリンク
子育て中のママのイライラ、子どもの性格にどう影響する?
怒鳴るママを真似して子供も怒鳴りやすくなる
「子どもは親の背中を見て育つ」と言いますが、怒鳴るママに育てられた子どもは将来同じようにイライラしやすい性格になりやすいです。
「ママも僕に怒鳴っていたし、僕も怒鳴っていいよね」という考え方になる可能性も高いのです。
そして、どんなにママが子どもを思って怒鳴っていたとしても、子どもは言われている内容は響いていません。
目の前にいる「怒っているママ」の印象が強くなります。本当に伝えたいことは、イライラしている状態で伝えても伝わらないのです。
子育てのイライラを子どもにぶつける前に、子どもにどうしてほしいのかをしっかりと伝えることが大切です。
気持ちに嘘をついたり消極的になることも
子どもにとって、イライラしたり怒鳴ることが多いママは、とても怖い存在として映っています。
ママが怒鳴る頻度が高くなると、子どもは委縮して行動したり何かを言うことを抑えてしまう傾向にあります。
例えば、夜中に子どもが微熱をママに訴えようとして、「こんな夜遅くに起きてるの?早く寝なさい!」と怒鳴られるとします。
そうすると、体調が悪いのにそのことを伝えずにそのまま寝てしまう子どももいます。
また、「イライラしているママも困らせちゃだめだ…」と自分の意見を言わずに消極的な性格になってしまうことも。
子どものしつけとして怒鳴るという行動は、その場では効果があるかもしれません。ただ、怒鳴る頻度が多すぎると、安心できるはずの家庭での居場所を見失ってしまいますよ。
まとめ
子育て中のイライラは頑張っているママにはよくあることです。
とはいえ、子どもを怒鳴るように怒ってしまっては、「ママに嫌われたかも…」と子どもを不安にさせてしまいます。可愛い我が子には伸び伸びと元気に育ってほしいですよね。
イライラする気持ちを全面に出すのではなく、子どもがママの言葉に耳を傾けられるような導き方をすることが大切です。
スポンサーリンク