成田山新勝寺で、毎年7月に行われる成田祇園祭。
成田祇園祭の3日間は成田の街を豪華絢爛な山車と屋台が彩ります。

毎年、45万人もの人を魅了する成田祇園祭の見どころと屋台(露店)について調べてみました。

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成田祇園祭の見どころ①山車と屋台って?違いは?総踊り総曳きも!

成田祇園祭の見どころと言えば、山車と屋台。成田祇園祭では、豪華絢爛な山車や屋台が町中を曳き廻され、祭を盛り上げます。

ここの町は山車、あっちの町は屋台…。

見分け方はあるのでしょうか?

どちらも、人が曳いて町中を動くことや人が乗ってお囃子を奏でることは同じです。
違いがあるのは、屋根の形と人形が乗っているかです。

山車は、屋根の形が山型をしています。そして、歴史上の人物を象った人形が乗っています。

一方の屋台は、「お宮型」と言われ神社のような形をしていて、人形は乗っていないのが特徴です。成田祇園祭では、10町内のうち8町内が山車、2町内が屋台を曳きます。

どこの町で、どんな山車や屋台に出会えるか楽しみですね。

そして、忘れてはいけない見どころとして、総踊りと総曳きがあります。総踊りとは、山車や屋台と踊り子が一同に集まり、それぞれのお囃子で踊ることです。

成田祇園祭以外でも総踊りをするお祭りはありますが、こちらの総踊りは桁違いと言われるほど。その大迫力は、成田祇園祭独特と言われています。

そして、総踊りは成田祇園祭の期間中、あらゆる場所で見ることができます。

山車や屋台の形だけではなく、各町内でお囃子や踊りの違いを見比べてみるのもいいかもしれませんよ。

▼成田駅前で披露された総踊り▼

最後に、最終日に行われる総曳きも忘れてはいけません。

成田祇園祭の締めくくりは、本堂前で行われる総踊りですが、その前に行われる総曳きは総踊りとはまた違った迫力のあるイベント。

成田山の表参道から成田山新勝寺の門前までは長い坂道になっています。この長い坂道を、威勢良く山車と屋台が勢いをつけながら上がって行くのが総曳きです。

曳き手から聞こえる威勢のいい掛け声と、大きな山車や屋台が駆け上がって行く様は、他のお祭りでは見られないと言えます。

「総曳きを見ないと成田祇園祭を見たことにならない」と言われる理由も分かる気がします。

▼2018年の総曳きの様子▼

勇壮な総曳きを見た後は、成田祇園祭を締めくくる総踊りです。お祭りを彩ってきた山車や屋台、そして踊り子たちが本堂前に集まり御輿を送ります。

勇壮な総曳きの後は、総踊りを見て成田祇園祭をしめくくりましょう。

成田祇園祭の見どころ➁屋台(露店)の時間とおすすめメニューは?

お祭りで忘れられないのが食べ歩き!成田祇園祭の屋台(露店)は、約60店が出店します。

お祭りで曳かれる屋台と混同しないように、ここでは露店で統一します。例年通りであれば、成田駅前の広場や、湯殿山権現神社周辺に多くの露店が出店されます。

また、参道周辺の駐車場にも露店が出店予定です。

気になる露店の出店時間ですが、お祭りの開催時間に合わせて出店される予定です。そのため、日によって開店時間は前後すると予想されます。

1日目は12時頃、2日目と3日目は10時前後に開店する露店が多いでしょう。

成田祇園祭の特徴とも言えるかもしれませんが、露店が開いている時間が非常に長いんです。
夜は、山車や屋台のライトアップを楽しむ方も多いからか、22:30頃までは開いているようです。

ライトアップを楽しんだ後も、露店を楽しめるのは嬉しいですね!

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気になるおすすめメニュー

成田祇園祭の露店には、どんなメニューがあるのでしょうか?

お祭りでよく見かけるメニューは、一通り露店で販売されています。じゃがバターや焼きそば、ベビーカステラなどが挙げられます。

ちょっと気になるのが、成田といえばうなぎが有名ですが、うなぎはないのでしょうか?

露店ではあまり見かけない気がしますが、露店の他に、参道周辺の飲食店がお店の前で食事を売っている中にうなぎを串に刺した「うなぎ串」が販売されています。

うなぎ串は、お手頃価格で購入できますので、成田名物のうなぎも堪能しましょう!

ただし、うなぎはお祭り期間でも人気がありますので、お店によっては行列ができていたり、整理券が配布されたりもします。

どこのうなぎを食べようか、歩きながら考えるのも楽しそうですね。

まとめ

成田祇園祭の見どころについてまとめました。

お祭り期間の3日間を通して、総踊りや総曳きなどの見どころ満載なお祭りなのがわかりますね。
露店では、お祭りならではのメニューだけではなく、お祭りだからこそ楽しめるうなぎもありそうですよ。

見逃せないものがたくさんある成田祇園祭。

今から楽しみですね。

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